2016年3月14日月曜日

意匠・計画 図面、計画の要点等の表現・伝達(1)

合格基準に大別された「意匠・計画」の図面表現、制度見直しの際には「図面表現」となっていましたが、平成27年の合格基準では「図面、計画の要点等の表現・伝達」となっています。
本来、図面も計画の要点も自分の計画を伝達する目的以外ありえないので、わざわざ合格基準に書くまでもないのですが、伝達する気のない受験生が多かったからなのか分かりませんが、兎に角伝達が大切です。


表現とは、内心の思想、心情、感情といった主観的なものを、他者に理解させる目的で、視覚や聴覚などにより客観的なものとして作出すること及びその様式。Wiktionary


つまりこの試験では、普通に自分の計画を採点者に伝達することを目的として図面と記述があると言えます。

綺麗に線を引くことも伝達するための手段の一つかもしれませんが、綺麗に仕上げることが目的とならないように気をつけたいです。

あくまでも自分の計画を伝えることが目的なので、未完成になるくらいなら、汚くても計画を伝えるために必要な情報を表現することを優先すべきです。

計画の要点に関しては、さすがに読めない文字では伝わるはずもないので、せめて誰でも読めるレベルで書きます。


図面に関しては空間構成や構造・設備で計画したことを書いておけば、ほぼ標準解答例くらいの作図量になると思いますが、平成27年の課題文の中には将来の受験生に過度な負担を強いる可能性のあることが書かれていました。


してもよい」なのでしなくてもよいのかも知れませんが、標準解答例でも充実した補足文章が書き込まれています。

書くのに結構時間かかるよ・・・

図は1階平面図兼配置図ですが、この他にも断面図等にも書かれていて、計画の要点に書くようなそれなりの長さの文章もあります。

内容的には計画の要点で質問されている項目についてが多いわけですが、空間構成周辺環境に関することが書かれています。

その為、計画の要点で既に書いた内容であれば、もっと簡潔でも良いと思います。

と言うか、こんなに書かせるんだったら計画の要点の「建築計画」部分は図面に記載することにして、記述の用紙には構造・設備オンリーでいいんじゃないですかね・・?
要するに図面だけで空間構成を採点したいってことでしょ?不合格者の採点が短時間で出来て、手間が減るもんね。そういうわけでもないのかな。

計画の要点で質問されることは試験元が聞きたいことになりますが、自由度の高まった現在の試験では、受験生が言いたいことも書いてもらったほうが空間構成の採点も捗るということかも知れません。

平成27年でこのような要素が出たことによって、補足文章の指示が無かったとしても、今後の受験生はほとんどの人がこのような文章を図面に書き込むことが考えられます。

この簡潔な文章、標準解答例程度書こうと思ったら、文字数的にも結構な量になってきます。

過去問にもあるので今後も続くのかどうか
過去問にある要素とは言え、空間構成の点数に直結する要素であることから、空間構成に関することはできるだけ書いたほうが合格に近づけるのかも知れません。

断面図とかも含めて、文章・矢印を書こうと思ったらどれくらい時間がかかるでしょう。質問されていない内容もあるわけですから項目を考えながら書くとなると10分~20分程度でしょうか。

ただでさえ時間の無い試験なのに十分負担になると思いますが、試験元的には「できるでしょ」という事なんでしょう。

さて、削ることが出来る時間はどこになるのか。
エスキース・計画の要点はムリというか削っちゃダメ。となると作図時間しか無いんです。

フリーハンドですかね、そういう流れなのかもしれません。
受験生の中には定規で2時間や2時間半とかで書き上げられる人もいるかも知れませんが、合格者となる40%が皆そんな時間で書き上げられるわけではありません。

定規で綺麗に引くことよりも、空間構成の点数の方が確実に重要なので、フリーハンドで書くことは、選択肢として、さらに有力なものになっていくのかも。


思ったより長くなったので、計画の要点はまたあとで。


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