2016年3月20日日曜日

意匠・計画 図面、計画の要点等の表現・伝達(2)

「意匠・計画」における、「計画の要点等の表現・伝達」です。

計画の要点等となっていますが、空間構成や構造・設備の採点項目は別にあるので、
ここでは具体的な内容ではなく、表現の仕方・伝え方が採点されています。

自分の計画を採点者に伝える気あるの?とも言い換えられます。


たとえ図面上で空間構成ができていたとしても、伝達が出来ていなければ、結果的に
空間構成の点数がやばいことになる、とか考えれば結構重要です。

受験生の答案で散見するのが、やったことだけを書いているパターンですね。


「○○に△△を配置した。」


こんなのは図面を見れば分かることですよね?自分の計画を伝えるというのは、結果どうなってるのかじゃなくて、どういう考えの計画なのかを伝えるということなんです。

簡単に言うと、

「□□を考慮し、○○に△△を配置した。」

これだとちょっと弱いので、

「☆☆を□□するために、○○に△△を配置した。」

思いつかなければ多少はしょうがないですが、できるだけこれくらい具体的に書いたほうがいいんです。

「考慮したこと」を「具体的に」
設計製図試験の初心者だった頃、計画の要点の紙っぺらに何を書けばいいのか全く分かりませんでした。ほぼ白紙状態です。
なぜ書けないのか。それはなんにも考えてないからでした。

設計条件を読んで、それを充たしたプランを考えてエスキースが完成。そしてそのエスキースの結果を計画の要点に書く。

考えもクソもありません。「○○に△△を配置した。」こんな感じの文章で紙を埋めてました。

当時はよく分かりませんでしたが、今の自分がその時の計画の要点を自己採点したら0点でしょうね。
表現も0点、そしてそれに伴って空間構成も0点です。積極的に不合格に突っ込んでる感じです。

でも、しばらく課題を解く練習を積み重ねていくと、自分でも気が付かないうちに、「考慮」したことが芽生えてきます。割りと簡単なことで良いんです。

「エントランスホールの北側に吹抜けを設け、北側の山並みの景観を取り入れるとともに、コミュニケーションの場としても明るく開放的な空間となるよう工夫した。」平成25年

こんな感じで課題文の言葉を伝達の道具として利用しても良いと思います。

「動線が短くなる」とか「~しやすい」だとか簡単なことでいいので、とにかく考えたことを書きましょう。
そんなに難しいことはそもそも期待されていません。できないしね。


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