記事タイトルの付け方にもルールがあるんですね。。確かにこんな感じのタイトルをよく見かけるようになりました。
さて、平成17年(旧試験)の合格基準及び、平成27年(新試験)の合格基準に関する比較と考察です。
直近3年分の合格基準や標準解答例は試験元からダウンロードすることができますが、旧試験の古い合格基準も国交省のサイトに残っているので、ちょうど十年前の物で比較してみたいと思います。
制度見直しの時にも「旧試験の要求内容は概ね維持した上で」と言っていたので、変わらないことも当然ありますが、新試験になってどう変わったのかが、より分かるかもしれません。
昔は空間構成という表現ではなく計画一般と書かれていたんですね。
敷地の有効利用、配置計画が建築物の配置計画に変わっています。有効利用が重要ではなくなったのかと捉えるよりも、同じような意味だからまとめたと見た方がいいでしょう。
そして、立体構成については、旧試験でも課題文中には書かれていますが、合格基準には書かれていなかったようです。重要度が増したと考えられるわけです。
課題の特色に応じた計画が無くなっています。これは、建築物の具体的な用途そのものよりも、基本的な空間構成の知識・技能を重要視することにしました、といったことですね。
因みに、この敷地の有効利用だとか課題の特色といった採点ポイントは、二級建築士の合格基準には今でも書かれています。
また、設計図書の表現と構造・設備は昔からありますが、順番が入れ替わっているようです。
並びの順番は兎も角、構造・設備よりも図面の表現と伝達や計画の要点の方が、合否に対する影響は大きいですね。
構造・設備に関しては、より具体的な内容が書かれています。
と言っても、内容としては計画の要点で聞かれていることそのままなので、計画の要点でそれなりに書いておけば図面上のPSがどうだとかはそこまで大きな影響は無さそうです。
もちろん標準解答例で表現されている程度の構造・設備への配慮はしておこうとはなります。
何度も言いますが、合格基準と合格基準(2)で書いた通り、空間構成には足切り点が定められています。
構造・設備が完璧で、設計条件を全て守っていても、空間構成ができていなければ確実に不合格になります。
足切り点の有無に関わらず、その点に関しては、旧試験も新試験も変わりません。
空間構成の要素を一つ一つ丁寧に計画していくことが、合格に必要なことであり、最も重要視されていることになるわけです。

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